こんにちは。
連休中、自然の美しさに触れたり、のんびり過ごした方も多いかと思いますが、
先日「自然の美しさ」や「地球環境」について考える機会がありました。
それは、「東京都現代美術館」で開催中のヨーガン・レールの遺作
(ちょうど昨日9月23日は、彼の命日だそうです。)
展示されていたのは、
彼が晩年過ごしていた石垣島の海岸で拾い集めた「ゴミ」
カラフルなプラスチックや大量のビーチサンダル。
そして、ゴミから作った美しいオブジェ。
(ゴミになる前は、誰かが選んで手に入れたモノ)
海岸の砂には、プラスチックの小さな粒(異物)が混ざっていました。
人間が捨てた大量のゴミが、景観だけでなく、
地球に影響を与えていることを思い知らされました。
今回、ヨーガンレールについて初めて興味を持ちました。
服飾デザイナーの「ヨーガン・レール」は、身につける人が心地いいと感じる「素材」を選び、自然界にある植物などで染めて、「天然素材の気持ち良さ」を追求していました。食べ物も自然なものを。
自然を愛していたのでしょうね。
石垣島で暮らしながら、犬の散歩中に海岸でたくさんのゴミを見て、心を痛め、怒りをおぼえ・・・そのうちこれを拾い集めてメッセージを残そうと、このアートワークに至ったそうです。
「彼のラスト・メッセージ」じわじわと衝撃をうけました。
日々、モノを選ぶ時、今まで以上にきちんと考えるようになりました。
「地球はだれのもの?」
考えるきっかけに・・・
(Fu)
「おとなもこどもも考える、ここはだれの場所?」
ヨーガン・レール「地球はだれのもの」
東京都現代美術館にて10月12日(月・祝)まで開催