家族とつながるキッチンリフォーム

こんにちは、ishiiです。
今日は、先月お引渡しさせていただいたマンションリフォーム、
YM邸をご紹介します。

完全に独立したキッチンだったYM邸。
閉ざされた空間、両サイドに天井まであるダークな収納扉、
「とにかく暗い」というのが一番のご不満でした。

また、小さいお子さんがいらっしゃるYMさん、
完全なOPENキッチンにするのは難しい間取りでしたが、
リビングダイニングとつながりを持たせることもご希望でした。

【 Before 】

ダークブラウンの扉に黒御影の天板。
重厚感はありますが、確かに暗いですね。
工業的な印象のキッチンパネルもご不満なポイントでした。

キッチンから見えるのはダイニングの一部のみ。
孤立感を感じてしまいますね。

【 After 】

白い塗装の扉に、マーブル模様のクオーツストーンの天板。
壁面も白い大判のタイルを貼ることにより、
見違えるように明るくなりました。
使いずらい上部の収納は思い切って無くし、
空間の広がりを持たせています。
その分、カウンター下に収納をたっぷりとりました。

以前と同じ奥行きのキッチンでも、
長い引出しレールを使う事により、収納量が増加。
収納するものに合わせた、引出しの高さと段数もポイントです。

キッチンから見たダイニング。
シンクの前に立つと、ダイニング左のリビングにも目が届きます。


YMさんからは、こんなメールをいただきました。

 「収納棚の高さの完璧さに感動し
  ごみ箱の大きさに感動し、食洗機に感動し
  換気扇がIHと連動して回ることに感動し
  吊戸棚の框の美しさに感動し
  何から何まで、毎日感動し続けています


  なにより、キッチンにいても
  家族と分断された時を過ごさなくても良くなったのが

  とても嬉しいです」

キッチン自体の大きさは変わらないまま、
これまで出し入れしずらかったものを使いやすく、
キッチンに入らなかったものをキッチン内に、
使いずらい高い位置にしまっていたものも、
取り出しやすい位置に、という事で、
今回は、お手持ちの物のサイズも確認しながら、
収納場所を決めてプランニングしました。

なので、きちんと納まったかどうか、私もドキドキ。
無事、納まったようで何よりです。
近々伺う是正工事で、どのように納まったか、
新しい暮らしを拝見させていただくのが楽しみです。

今回は、お住まいになりながらのリフォームで、
ご夫婦が愛情たっぷりにお子さんと接していらっしゃる様子は、
職人の間でも評判でした。
きっと、お料理中も家族で会話がしやすくなり、
時にはみんなでキッチンに立ち...
そんな暮らしの変化を想像すると、
私もとてもうれしくなります。

YMさん、ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願い致します。

(IS)

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