できれば避けたいけれど・・・

みなさま こんにちは。oheです。

キッチンを設計して、設置工事するにあたって
できれば避けたいことの一つが『継ぎ目』です。

オーダーキッチンでは寸法の自由がきくので
材料で入手できるもの、強度など品質上問題がないもの、
そして運搬・搬入も可能であるものであれば、できるだけ継ぎ目無しでいきたいものです。
この搬入で少々(?)大変であっても、
継ぎ目無しを優先にすることも少なくありません。

最近はカウンターの素材が
クオーツストーンやセラミック系が多くなり
以前採用の多かった人工大理石は
搬入上で分割になってしまっても
現場で取付時に継ぎ目無し=シームレスに現場で加工ができましたが
こういう素材は原板が3mちょっとで人工大理石よりも小さい上に
石と同じく現場でのシームレス加工ができないのです。
今となってはこれはとても大きなことでした。

でも人工大理石には無い色柄の雰囲気や硬さ・耐熱性などで
やはりおすすめの素材でもありまして・・・

継ぎ目が出てしまう場合には
長いカウンターの場合にはなるべく目立ちにくいところや
汚れにくいところに継ぎ目をもってきたります。


このAさんのキッチンは
手前のキッチンカウンター、奥のリビングカウンターそれぞれ5m前後なのですが
キッチンは作業スペースに継ぎ目が出ないようにコンロ下と家電スペース寄りに継ぎ目を入れて3枚仕立て
リビングカウンターはすっきり2枚で
アイランドはさすがに継ぎ目は避けたかったのでカウンターの最大製作サイズに
キッチンを合わせました。



L型の場合にはフラットな継ぎ目をさけて
素材をあえて変えて段差や厚みの違いも付けるご提案も。


あとシームレスだといいのがシンクまわり。
シンクとカウンターとの継ぎ目の汚れも気になるところで
ステンレスカウンターだとこのすっきり感はおすすめのポイントでも。


人工大理石のキッチンシンクや洗面ボウルなどもカウンターと一体にできます。
ただ、キッチンは熱いものや汚れ、傷など耐久性との兼ね合いもあるので
洗面台や手洗いのシームレスは取り入れやすいかと思います。
クオーツ系でもシンクやボウルも可能ですよ。

継ぎ目ありでも無しでもステキ&使いよく
おつくりできますように
これからもプラン、ご提案できたらと思います。

(ohe)


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