オーダーキッチンの収納力

おはようございます。ishiiです。

オープンキッチンが増えてきて、
いわゆる『食器棚』というものを持たず、
食器の収納スペースもキッチンと一体でおつくりするケースが
今や定番となっています。

お打ち合わせ段階では、
今お使いの食器棚を処分したり、
キッチン頭上の吊戸棚が無くなることによる
収納量に対する不安を感じる方は多いよう。

ただ、皆さん、
出来上がったキッチンにお手持ちのものを納めてみて
驚かれるのは、まさにその収納力。

「オーダーキッチンの収納力すごいです!」

と、お客様からおっしゃっていただけることは、
少なくありません。

では、実際、どのくらい入るのか...
我が家の引き出しでご説明します。


こちらは、コンロの横にある3段引き出し。
幅は80cm。
2列型キッチンの対面側なので、
天板の奥行きは105cmありますが、
引出しのキャビネット自体は、
一般的なキッチンの奥行きである65cmの
カウンターに納まるサイズです。

我が家はここがメインの食器スペース。
(あまり美しくなくてすみません…)

一番上は、8cmほどの深さ。
カトラリーと平皿類。
平皿って、思いの他高さを必要としません。
だいたい4~5枚重ねています。


2段目は、ちょっと深めの17cm。
本当はもう少し浅くてもよかったのですが、
角皿に付属のアイアンラックの高さが入るように設定。
そのおかげで、家族4人分のお椀が重ねて収納できました。


一番下は、深めの31cm。
ここは2段に分けるか迷ったところですが、
我が家、水筒が多いので深めに。
27cmのディナー皿が立てて収納できます。
どんぶりは積み重ねて。

食器だけの収納を考えると、
ここは深さを抑えてもう一段引き出しを
増やした方が、収納力は高まりましたが、
水筒の出番の多い我が家では
深い引き出しをつけて正解でした。
夏場の冷茶用ポットも、使わないときはこちらに。

キッチン全体でみると、
左手、コンロの手前の広いカウンターの下が
食器用の3段引き出しです。
盛り付けするためにさっと取り出せる最適な位置です。

右手には、食器洗浄機があるので、
洗いあがった食器は一歩も動かず、
しまうことが出来ます。

こちらはMDさんのお住まいですが、
ちょうどこんな感じに。

グラス類は、飲み物を入れる時の導線を重視して
冷蔵庫の正面の引き出しにしまってあります。

3段引き出しに加え、グラス用の引き出し、
計4段の引き出しに日常使いの食器&水筒が収まっています。

一番下の段は、使用頻度の少ないものも多いので、
新しい食器を増やしたときは、
この辺りももう少し整理して...
と、企んでいます。

先日、suzukiが担当させていただたお客様、
SDさんがおっしゃっていたのは、
「オープンキッチンって、皆さん散らかるんじゃないかって
心配されるけど、片付きますよね」と。

そう、しっかり収納計画を立て、
使いやすい場所に使いやすくしまうと、片付くのです。

いかがでしたでしょうか?
引出しに食器を収納したことのない方などにも
参考になりましたでしょうか。

(IS)

 

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