おはようございます。ishiiです。
先週着工したSGさんのマンションリフォームに続き、
昨日は、KYさんの木造2階建て住宅リフォームの
着工日でした。
どちらも、台風や雨の日を避けることが出来、
幸先の良いスタートです。
この2軒はどちらも長年暮らしていらしたお住まい。
築40年くらいのKY邸のリビングは、壁も板貼り。
当時は応接室って言ったのかも知れませんね。
私の実家(実はKY邸と最寄り駅が同じ)も
もともと父の育った家だったため、
建て替える前は、板貼りの応接室がありました。
中古物件を購入してのリフォームと違い、
いろいろな思い出が詰まっていると思うと、
解体はちょっと切なくなります。
壁を開けてみると、構造的に
危なげなところがあちらこちら。
今回、耐震補強という意味合いもあります。
確かにこれは今やって置かなければ危険!
という感じでした。
地震はいつ来るか分からないので、
解体と同時にすばやく補強も進めなくては。
そんな作業の中、
電気屋さんがポツリ。
「いい上がり框*使ってるね~」
*上り框とは、土間から床へ上がる段差の正面に
付けた化粧材です。
ヒノキでしょうか。
「これ、上手くはずして再利用できないかな?」
急遽、そんな話が持ち上がりました。
新しく貼るフローリングはカリン!
こちらも高級木材です。
この上り框の表面を磨いて、
カリンにあわせた塗装が出来たら...素敵です!
まずは、傷めずとり外せるか...ですが。
昨日はその後、SGさんのマンションへ。
コチラは木工時が始まり、
窓枠を作っているところでした。
解体時の寂しさから一転、
あらたな住まいへスタートした感じで、
気持ちが上がってきます!!
(IS)